父と母の闘病生活とわたし

父はがん・母は白血病で他界。闘病生活を送っている両親の気持ちや両親を支える(介護)する家族の実話

はじめての入院

骨髄異形成症候群と診断され数値は相変わらず一般者より低い程度で穏やかに暮らし5年の月日が経ちました。

いつもと変わらず血液検査と診察。すると血小板だけでなく白血球の数値まで低くなっていました。

その後骨髄注射で骨髄を抜き検査。「芽球(がきゅう)」と言う簡単に言うと悪いものが2パーセントいました。

※芽球…血液を作る

途中で異常が起こり、細胞が成長をやめてしまいます。この成長をやめた細胞(白血病細胞または芽球と呼びます)が骨髄中で増殖し、骨髄を占拠します。その結果として正常な血液細胞が造られなくなり、治療をしなければ、短期間でヒトの命を奪うことになります。

年齢が65歳までの体力がある方には骨髄移植も可能でしたが母は70歳。

残念ながら移植による治療は不可でした。ただ、母は年齢の割にはとっても元気で体力もそこそこあったので医師から「このまま何もしないより治療をして少しでも良い方向にしましょう」と言われ緊急入院し抗癌剤治療をすることになりました。

入院1週間後に「ビダーザ」と言う国立ガンセンターで治験を勧められた薬が認可されビダーザの投与が始まりました。抗癌剤治療と言うと吐き気や発熱、脱毛など想像していました。多少倦怠感があった様子でしたが全くそういった副作用はなく、食欲もそれなりにありました。吐き気はかなりの体力を伴う為、点滴に吐き気止めを入れてくれてました。1週間の投与が終わり赤血球・血小板の輸血や皮下注射など繰り返していました。

※皮下注射…好中性白血球(好中球)と言って殺菌作用が強く一般の細菌を処理する役割をしている。また、増殖速度が速いのですが寿命が短く、肺炎球菌やブドウ球菌といった細菌の処理に適しています。細菌の感染を受けると化膿しますが、この膿は菌を処理した好中球の姿なのです。この「好中球」を元気にさせる注射。

 

入院1ヶ月が経ち骨髄検査・血液検査のデーターの結果、医師から「ビダーザが効かなかった」と言われ、次の診療方針を決めなくてはいけません。効かなかったってことは「水を点滴していたのと同じ」と言われました。そう説明されるとだから副作用が出なかったのではないかと思いました。

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