読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

父と母の闘病生活とわたし

父はがん・母は白血病で他界。闘病生活を送っている両親の気持ちや両親を支える(介護)する家族の実話

入院生活

母は初めての入院とあり緊張と不安、また初めての抗癌剤治療の恐怖など複雑な気持ちでいっぱいでした。私たち家族には「頑張る」と明るい表情を見せていながらも、一人になると「死」を考えてしまったり「まだまだ生きていたい」と言う気持ちとの葛藤だったと思います。

明るく振舞ってはいるものの「明日も来てくれる?」と不安を隠せない時があり、私は生後4ヶ月になる我が子を兄嫁に預け毎日車で30分の病院へ通いました。

学生の頃、看護実習を何度かしたことがある為、お見舞いへ行くと足湯しながら足の垢取りをしてあげたり、洗髪をしてあげたりしました。

母は凄く気を使う性格だったため、看護師さんに何か頼んだりやってもらうことがすごく申し訳なく思っていて、いつも「すみません」と言ってました。

看護師さんが病室へ来た時に母のいる所で「すごく気を使う性格で困ってます(笑)」と冗談交じりに話すと看護師さんの方から「そう思います(笑)患者さんは治療に専念して頂く為に私たち看護師は患者さんのサポートをしなくてはいけません。気を使われてしまうとサポート出来ず、私たちの仕事がなくなってしまいますよぉ(笑)」

そして「すみません。と言われてしまうとかえって私たちが申し訳なく思ってしまうので ありがとう♪ と言って頂ける方が嬉しいです」と話して頂き、初めての入院で不安だらけだった母もホッとした様子でした。

それから母はいつも「ありがとう」と言葉をかけるようになり、「ありがとう」の言葉の重さをすごく感じ「ありがとう」と言う言葉が好きになりました。

 

スポンサードリンク