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父と母の闘病生活とわたし

父はがん・母は白血病で他界。闘病生活を送っている両親の気持ちや両親を支える(介護)する家族の実話

これまでの私 3

「降ろします」と即答した私

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先生からは「堕胎された方が良いかと思います」と言われましたがあと1週間足らずで日数的に堕胎手術が出来なくなってしまう為決断を迫られました。

 

真っ先に頭に出てきたのが母のこと。

このまま出産して重度障害のある子供の看病をしながら母の介護の両立が出来るのかどうか…また出産するとなると高度医療病院へ転院しなければなりません。先々のことを考えた結果「堕胎」することにしました。

ショックはショックでしたがその反面どこかホッとしたところもありました。

もっと姉や長男、長男の嫁が母に対して協力的ならばまた違ったのかもしれません。

 

堕胎手術の前日夜、母が腹部の痛みを訴え病院へ…

「膵炎(すいえん)」と診断され入院。

翌日私は堕胎手術があるので母の病院へ行くことが出来なくて心配でしたが、次男がたまたま仕事が休みになり私の代わりに「行くから大丈夫だよ」と言ってくれました。

 

それから私の葛藤がはじまりました。

妊娠中「なんで妊娠しちゃったんだろう」とか「妊娠してなければ…」なんて母の介護をしながら思うことがありました。きっと私のそんな気持ちがお腹の子供に伝わったのかもしれないと思うと…

そして堕胎手術前日の母の緊急入院。

「もしかして母も一緒に連れてっちゃうのかも…」なんてことも頭をよぎりました。

私の頭の中はグチャグチャでよくわからない状態。堕胎手術が終わったあと涙ひとつ出ず、看護師さんに「強いお母さんね」なんて言われたり…

 

母の膵炎は軽度のもので1週間で退院できました。もしかしたらお腹の子供が守ってくれたのかもしれません。母は「流産したのは母のせい」と言葉では言わなかったですがすごく自分を責めていました。

それから私は母のために一生懸命介護することにしました。

そのために自ら去っていった子供のためにも私に出来ることはやっていこうと決めました。

 

こんなことがあっても姉・長男・長男の嫁は・・・相変わらず

 

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