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父と母の闘病生活とわたし

父はがん・母は白血病で他界。闘病生活を送っている両親の気持ちや両親を支える(介護)する家族の実話

浴槽で力が入らず…

この日は昼風呂。リラックスしていたら…

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冬場だったので暖かい日中に入浴。浴槽につかりリラックスし「じゃあ体を洗おうか」と浴槽から出ようとしたら「手足に力が入らない」…

何度もチャレンジするが自力で立てない。私もビチャビチャになりながらも母を抱えなんとか引きずりだしました。

 

とりあえず壁などをつかまりながら椅子へ座らせ体を拭き洋服を着せました。

「のぼせたんじゃないの?」なんて言いながら水分補給をさせしばし様子を見ていましたが…なんだか様子がおかしいので病院へ連れていくことにしました。

さすがに私1人では母を抱えて1階まで降りれないので近くで働く旦那を呼び出し、おんぶさせて車まで運んで貰いました。

 

病院へ着き、まずは血液検査。

検査結果の結果Hb(赤血球)が3・8まで下がり、かなり酷い貧血状態。

勿論即入院。 すぐに赤血球輸血を2本(時間をあけて) 、翌日に1本。

今回は担当医の先生が研修中でしばらく病院に居ない為、入院中だけの代わりの医師が診てくれました。その医師に呼ばれ私と兄嫁の2人で話を聞くことになりました。

 

「血小板・白血球の数値は変わらずですが、赤血球(hb)が3本続けて輸血したのにも関わらず数値の上がりが非常に悪いです。このまま輸血してもまぁ~ムダなので、その分輸血を必要としている方に回してあげて下さい。輸血を止めたとしたら余命1週間でしょう」と言われました(-""-;)

 

正直全然納得いきません。

 

母の様子はと言うと、酷い貧血状態で足は力が入らず、手もあまり力が入らないが食事は自分でできます。しかも意識はハッキリしており、べらべらお喋りしてるし、まだまだ生きる気満々の様子。

3本続けて輸血した結果、カルテのデータを見ると赤血球(hb)もわずかですが0・5くらいは上がっています。全く上がらずむしろ下がっているのならまだ・まだわかりますが、少なからず上がっているのでどぅしても私は受け入れられませんでした。

「わずかですが数値は上がっているし、母本人は意識もハッキリしているのに見殺しにするようなことは出来ません!医者の立場としての気持ちも分からなくないですが、家族としては「じゃあ輸血やめてください」とは言えません。担当医の先生も出来る限りのことはやる!と私に約束してくれています。先生が変わるとこんなにも治療方針が変わるんですか?」と私は代わりの入院担当医に喰ってかかりました。

すると渋々「わかりました。では輸血を続けましょう…」と治療を続けてくれることになりました。しかし私の怒りは収まりません。

 

いつも見てくれている担当医が研修を終え病院に戻ると同時に呼び出し、代わりの医師に言われた事を話しました。

担当医がいつも「出来る限りの事はやります」って言ってるのに見捨てるのか?担当の医者が変わったからって治療方針までもが変わるのか?・・・と言いだしたら止まらず、とにかくその一言が医者としてどうなのか納得いかないことを話ました。

すると担当医が「代わりの医師のその言葉は正直、酷いです。本当申し訳ございません。彼とは同期でよく知っていますが正直口にすべきことではないです。僕から十分に注意しておきます」と謝罪してくれました。

 

「出来る限りのことはやる!」と言った通り、輸血も様子を見ながら継続してくれることになりました。 入院5日目に4本目の輸血。翌日の採血結果は5・3まで上がりました。 退院するころには7・5まで回復。

「ざまぁ~みろっ!」と代わりの医師に言ってやりたかったです。

あのとき諦めてたら母はもぅいなかったかもしれません。代わりの医師の言葉を思い出すたびに今でも腹立ちます。懸命に生きようとしてる患者に対して治療を辞めるなんて医者としてどうなのか。輸血しても下がる一方で全く無意味ならわかります。しかし徐々には上がっているし、意識もハッキリしているんです。

この医者が担当医だったらとっくに死んでいたかも…イヤ…殺されてたかもしれません。

 

担当医が病院へ戻ってきてもヤツが今回の「入院担当医」になっているため毎日様子を見に病室へ来ます。もちろん、いつもの担当医も仕事の合間をぬって様子を見に来てくれます。母が日に日に回復へ向かっているのを見てバツ悪そうにしている。しかも態度が違ってなんだか気持ち悪い!

 

いつもは2週間くらいの入院でしたが、今回は退院出来る見込みがありませんでした。長い入院生活だったので「今回ばかりはもぅ駄目なんじゃないか」って母は考え込み過ぎ、それから精神的ストレス・入院のストレス・代わりの医師への不信感…色々なことが重なり入院から3週間くらいたった頃「せんもう症」になってしまいました。

「せんもう症」は一時的な障害で認知症のような症状が出ます。これは高齢者に限らず若い方や大手術をされた方とかにも出るそうです。

 

 

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