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父と母の闘病生活とわたし

父はがん・母は白血病で他界。闘病生活を送っている両親の気持ちや両親を支える(介護)する家族の実話

介護する人・される人

闘病生活 闘病生活-白血病・骨髄異形成症候群・MDS 介護 介護-闘病

お互いちょっぴり複雑な気持ちでした

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父がなくなってから母が自宅で過ごしてる間、毎日実家へ通いました。

朝、子供と旦那を送り出し、掃除・洗濯、朝10時半頃には実家へ…

母と洗濯を干したり掃除したりし、昼食・血圧測定・体温計測。

下の子が午後はお昼寝の時間なので13時頃に帰宅。

夕方買い物をし子供を連れて実家へ…

旦那も仕事帰りは実家へ来て皆で夕食をとる。

夕食後、しばらくしてから母の入浴タイム。一人では入れないし、母本人も不安なため私が付き添う。湯船に浸かっている時間を気にしたり、意識があるかどうか確認したり…入浴ひとつでも気が抜けません。

体を洗ってあげながら新しい内出血が出来ていないかどうかなどをチェックしていました。

入浴後は全身を拭き洋服を着せ、シコリの処置とマッサージ。

両足の浮腫がすごく、夜になるとゾウの足のようにパンパンになっています。あまりひどくなると足の感覚がなくなってしまうらしく、転倒でもしたら大変なのであまり力を入れずマッサージし浮腫をとってあげます。

 

寝る前の薬を飲ませ、血圧・体温測定。部屋の確認をし帰宅。

 

そんな母中心の日々が何日も続いていました。

正直「大変」たと思ったこともありました。何度も逃げ出したくなったこともあります。しかし「大変なのは母が生きている証拠」そう考えると母が生きている毎日がとても大切な時間へと変化し「大変」だとは感じなくなってきました。

 

ときたま姉や兄嫁が泊まりで来てくれたりするときがあり、そういう時はお休みして家族でどこか遊びに行ったりしてリフレッシュしていました。

しかし、やはり母の様子は気になるもの。電話で様子を聞いたり、自宅に変える前に顔を見に行ったりしていました。

 

私は母の考えてることや思っていることを察しながら自然と動くようにしていました。とにかく母は気を使う人なので、この時点でもまだ私に気を使うことがありました。

私はずっと母の側でサポートしてきたので苦に思わないことでも、姉や兄嫁は苦に感じることもあったみたいです。また母も言いにくいことや頼みづらいなどがあった様子。

 

ある日、姉が泊まりで来たとき、母が何度もトイレに間に合わず尿を漏らしてしまったことがありました。下着・ズボンだけならまだ替えは沢山あるのですが、ベットから起き上がるときに出ちゃうとシーツまで交換するようになります。

2回、続けてシーツを汚してしまった母に姉は紙パンツを履かせました。

そして私に「どこかにコインランドリーはないか?シーツ汚してシーツがないし天気が悪いから洗濯しても乾かないし、干す場所もない」等と言った電話がかかってきました。

そんなことわたしに言われたって…

まるで私にコインランドリーに行ってこい!と言っているような感じがしましたが私は行きませんでした。とりあえず母の様子を見に実家へ行くと母の様子が変でした。

「またやっちゃったよ・・・」と寂しげに言う母。

私は子供用の防水シーツをベットに敷き、その上からタイルケットをシーツ代わりに敷いてあげました。「これで大丈夫だよ」と安心させました。

姉は何度も漏らしてしまったことを私に報告してきますが、それを聞いている母が可哀想で仕方ありませんでした。実際問題、天気も悪くすぐ乾かなくて大変だったとおもいますが、「大変だったんだから…」なんて母の前で言うべきことではないと思いました。紙パンツも母は好きではありません。しかし姉に迷惑をかけてしまうから渋々言われるがままに履いていました。

姉が帰宅すると共に紙パンツから下着(尿パットは装着)に着替えさせてあげましたよ。誰だって紙パンツは嫌なものですよ。いくら下着のようにと改良されてるとしても紙パンツは紙パンツです。

 

要介護3

頼めばヘルパーさんが母の世話をしに来てくれます。

私の代わりに入浴や食事の世話・掃除などもしてくれます。しかし、母はただの高齢者での介護とは違い「白血病」という病と戦っています。ちょっとしたことで命取りになってしまう為、白血病の知識があまりない方にはお任せできないと思いました。母も「正直嫌だ」と言っていたので頼みませんでした。唯一、週1日だけマッサージをしにきて頂いていました。血圧・体温測定から始まり、マッサージと軽いリハビリ運動。

いろいろなおしゃべりをしながら熱が出たときのことや脱水症のことなどを話してくれたりして私自身も勉強になりました。

 

 

 

介護する側の負担は大きいですが、何を思って介護しているのでしょうか?

私は母のことを思い母が1日でも長く生きられるように介護ではなくサポートしてきました。

介護される側の気持ちはどうでしょうか?やってもらって当たり前!と思う病人の方ってどれだけいるでしょうか?自分の身体が動くなら…病気じゃなかったら自分でできるのに…そう思いながらも誰かの手を借り懸命に生きている方の気持ち、もっと多くの方に理解して欲しいと思います。

 

もし自分がそうなったら…やってもらって当たり前なんて感じるでしょうか?

 

 

 

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