父と母の闘病生活とわたし

父はがん・母は白血病で他界。闘病生活を送っている両親の気持ちや両親を支える(介護)する家族の実話

MDSと戦う母の闘病生活と私の介護~母の食事~

病院から制限される食事

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母の病気「骨髄異形成症候群」からの「白血病」。

血小板・赤血球(ヘモグロビン)・白血球 全て数値が低いため、免疫力も低下しています。チョットしたことでも感染症を起こしやすい身体なので仕方のないことなのですが、言われた通りしていれば良くなるとは限らない。むしろ高齢の母にとって生きる希望すら無くしてしまいました。

 あれダメ・これダメはストレスになる

「生もの(肉・魚・野菜)はダメ」「フルーツも厚い皮が付いているもの以外はダメ」「スーパー等で売っているお惣菜もダメ」・・・食べていいものが限られてしまった。

感染症を防ぐためには仕方がない・・・

そう分かっていても病院から貰ったリストを読んだだけで、嫌になってきてしまった母。好きなものを食べれない、実際あまり食べていませんでしたが「制限」という言葉だけでかなりのストレスを感じてしまいました。

 

トマトやきゅうり・レタスなどの生野菜もNG。「菌」が付いているから…。

お菓子等、一度開封したらすぐに食べきらなくてはいけません。「菌」がつくから…。

牛乳やジュース等の飲み物は「飲みきりsize」で時間を置かずすぐに飲みきらなければいけません。「菌」が繁殖するから…

ご飯も作ったらすぐに食べなくてはいけません。「菌」がつく(繁殖する)から…

 

高齢者で経過観察しながら輸血しか治療法のなかった母には、病気と闘いながらもなるべく普通の生活を送って欲しいと思っていました。

本来なら治療中なので食べ物も医師に言われたとおりにしなくてはいけません。しかし

、何に関しても「菌」という言葉がストレスとなり、そのストレスがかなり溜まってしまいました。

ストレスや欝から認知症にかわる可能性は大きいらしく、また「生きる希望」までも無くして欲しくなかったので「何とかしなくては…」と考えました。

 

「食べる」ことは「生きる」こと

私の父は癌で亡くなりました。父は本当食べなくなってしまったんです。

「少し食べないと栄養失調になるよ」とか言うと「食べたくても喉が通らない」と言っていました。みるみる体重も減り短期間で痩せ細ってしまいました。

 

よく医師が「美味しいものをいっぱい食べて…」なんて口にしますが、それは寿命が短いからではなく、「食べる=生きる」ことではないかと感じました。美味しいものを食べてると幸せな気分になりますよね。そうすると「免疫力」も上がるんです。免疫力が上がり、食べて体力もつくから病気と闘う身体になるのではないかと。

 

だからこそ、「菌」に関する食事制限について、自宅だけに限らず入院中の食事について医師と色々話し合い、食べる事に対してのストレスを少しづつ取り除いて行くようにしました。

 母は高齢者とあって食事の量事態は少なかったですが、好きなものならお米もいつもよりたくさん食べていました。ちょっとでも好きなものを食べれるだけで気分は違います。医師からも「2・3切れくらいならお刺身もOK」を頂きました。

 

これはあくまでも母の場合です。

同じMDSだからと言って同じように食べたり・食べさせたりせず、まずは担当医師に相談してみてください。

「菌」…ってどこにでもいるし、何にだってついています。

「完全無菌」って不可能だと思います。

酷く汚染されたようなものでなければ、ちゃんと処理して食べることができると思います。

ストレスは免疫力までも低下させる・・・

「あれダメ・これダメ」と制限するだけでなく、その患者にあった方法で過ごすことが大切ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

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